ニュース
2025年05月30日(金曜日)
つくばみらい市でヤングケアラー訪問授業
ヤングケアラーを自分事として捉え、理解を深めてもらおうと、つくばみらい市の伊奈中学校でヤングケアラー訪問授業が行われ、3年生175人が参加しました。ヤングケアラーとは本来大人が担うような家事や家族の世話、介護などを、日常的に行っている子どものことです。
5月28日に行われた授業の講師は、一般社団法人ヤングケアラー協会の代表理事で、自身が15歳の頃から難病の母親のケアを行っていた宮崎成悟さん35歳です。
生徒たちは、宮崎さんの体験を聴き、グループワークでは自分がヤングケアラーの立場になったらどこに相談をすればよいかを考えてヤングケアラーへの理解を深めていました。
つくばみらい市によりますと、ヤングケアラー経験者を招いて授業を行うのは今年度初めてで、春に市内すべての中学3年生を対象に、秋に市内の中学2年生を対象に行うことにしています。