知事選、大井川氏、自民党へ口頭で推薦依頼

9月に任期満了となる茨城県知事選挙で、現職の大井川和彦氏が、5月27日、茨城県議会の自民会派「いばらき自民党」の控室を訪れ、3選への意思表明と支持母体の「自民党茨城県連」に対し、推薦を要請しました。要請後、知事は記者団に対し、5月30日に立候補表明会見を開いて説明すると語りました。3期目への意思表示と推薦依頼は、県議会最大会派「いばらき自民党」の議員会に参加して口頭で行い、大きな拍手をもらったということです。大井川氏による推薦依頼は、3月ごろとみられていましたが、週刊誌のパワハラ疑惑報道などの影響で、遅れたとみられます。

民党茨城県連の白田信夫幹事長は、「大急ぎで推薦へ向けた作業を進める」とし、政策協定や推薦決定までのスケジュールは未定としました。あわせて、パワハラ疑惑報道に至ったこれまでの職員への対応について、政策協定で指摘する可能性があるということです。9月の任期満了に伴う茨城県知事選挙で　　立候補への意思表示は、現職の大井川氏が初めてです。反現職の政治団体「いのち輝くいばらきの会」も候補者の公募や選定を進めています。