龍ケ崎で殺人事件　容疑者現行犯逮捕 女性をめぐるトラブルの仲裁か

5月25日午後、龍ケ崎市の路上で男性が包丁で刺される事件があり、刺した男は住民からの通報で駆けつけた警察官に殺人未遂の現行犯で逮捕されました。逮捕されたのは龍ケ崎市出し山町の自称土木作業員、勅使河原敬容疑者36歳です。

竜ケ崎警察署の調べによりますと、勅使河原容疑者は、5月25日午後3時半ごろ、龍ケ崎市出し山町の路上で、東京都大田区の自営業、岩下登喜男さん44歳の右胸を包丁で刺した疑いが持たれています。岩下さんは病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。岩下さんは、会社の部下が、勅使河原容疑者との間で女性トラブルがあり、事件の1時間ほど前、仲裁のために勅使河原容疑者の自宅を訪れていたということです。

勅使河原容疑者は「刺したのは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑の一部を否認しているということです。警察は、容疑を殺人に切り替え、捜査を進めています。