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2022年02月14日(月曜日)
昨年6月、取手でお布団にくるまれた遺体 被害者と同じ職場のオーナー逮捕
去年6月、茨城県取手市の墓地近くの路上で、布団にくるまれた状態で男性の遺体で見つかった事件で、茨城県警は2月13日、男性の遺体を遺棄した疑いで千葉県流山市に住む31歳の男を逮捕しました。
男の逮捕は14日朝、茨城県警が記者会見を開いて発表しました。
逮捕されたのは、千葉県流山市のアルバイト店員、大坪宗一郎容疑者31歳です。
警察の調べによりますと、大坪容疑者は去年6月9日午前2時半ごろ、千葉県我孫子市のマージャン店従業員、北田和彦さん当時59歳の自宅から北田さんの遺体を乗用車に乗せて運び出し、20分後に取手市の墓地近くの路上に遺棄した疑いです。大坪容疑者は北田さんが働くマージャン店のオーナーで、防犯カメラの映像や鑑識捜査などから死体遺棄への関与が浮上しました。現時点で2人の間にトラブルなどは確認できていないということです。また、北田さんの遺体が発見される数時間前には2人が働くマージャン店で火災があり、北田さんの殺害と火災との関係についても引き続き捜査を進めています。
警察は、今後の捜査に支障があるとして、大坪容疑者の認否を明らかにしていません。
茨城県警は、13日までに延べ6000人の捜査員を導入して捜査を続けていました。