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2025年05月22日(木曜日)
小美玉市強盗致傷事件 判決 懲役6年の実刑
小美玉市で去年7月、インドネシア国籍の男性に暴行を加え、財布を奪ったとして、強盗致傷などの罪に問われているリヤン・スライマン被告25歳に対する裁判員裁判の判決公判が5月22日、水戸地方裁判所で開かれ、有賀貞博裁判長は懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
判決によりますと、スライマン被告は、去年7月24日の未明、仲間と共謀し、インドネシア国籍の当時29歳の男性に対し、顔面を殴るなどの暴行を加えたうえ、現金およそ2万6000円と車などを奪ったものです。有賀裁判長は「高い計画性を有する粗暴かつ悪質な犯行で、その動機に、酌むべき事情は見当たらない」と述べ、検察の懲役8年の求刑に対し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。