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2022年02月04日(金曜日)

かすみがうらマラソン 実行委員会発表 「開催の方向で準備を進める」

新型コロナウイルスの感染拡大で、実施するかどうかが注目されているかすみがうらマラソンについて、土浦市などで作る実行委員会は2月4日、最終的な判断ではないとしながらも4月の開催に向けて準備を進めると発表しました。

健常者と目の不自由な人が同じコースを走るかすみがうらマラソンは、新型コロナウイルスの影響で2020年2021年と2年連続で中止となりました。2022年の大会について、実行委員会は参加費の振り込みが始まる4日、何らかの方向性を示すとしていました。

開催に向けて準備を進めると発表した理由について、大会の事務局は、医師会や国、県の理解を得られているほかガイドラインをクリアしたためとしています。

具体的にはランナーや関係者の健康状態を報告することや5分おきにランナーをスタートさせる時間差スタートを導入すること、給水所で、ボトルを手渡ししないでテーブルに余裕をもって置くことなどとしています。

32回を迎える今年の大会にはおよそ1万2000人がエントリーしています。

4月17日の開催日に政府の緊急事態宣言が出ている場合は種目を削減するなどしてランナーの数を1万人に制限する可能性もあるということです。

大会事務局は、「新型コロナの感染状況の見通しが立たないためこれが最終的な判断ではない」としています。

開催1か月前までに大会が中止になった場合は、ランナーが振り込んだ参加費のうち2割を返金するということです。

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