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2022年01月26日(水曜日)

千葉県の鳥インフル農場から出荷 かすみがうら市でアヒル860羽を殺処分

(写真提供:茨城県)

千葉県内のあひる農場で鳥インフルエンザが確認されたため茨城県は26日、この農場の出荷先であるかすみがうら市の農場で食用あひるおよそ860羽を殺処分しました。         

県畜産課によりますと、かすみがうら市の農場には高い病原性を示す鳥インフルエンザが確認された千葉県内の農場から食用あひる400羽が出荷されていました。このため、県は26日、国の指針に基づき、同じ小屋にいたあひるを含め、およそ860羽を殺処分しました。また、同じ農場の別の小屋にいるあひるおよそ3600羽を26日から2週間、移動禁止とし、出荷を出来なくしました。

また、茨城県は、鳥インフルエンザが確認された千葉県内の同じ農場から600羽が出荷されていた古河市のあひる農場に対しても飼育しているおよそ2900羽を2週間の移動禁止としました。

移動禁止となったあひるは2週間の経過観察の後に感染がなければ、制限が解除されます。

県畜産課では、鳥インフルエンザが茨城県内で発生してもおかしくないとして、農場や養鶏場およそ240カ所に対して、消毒や設備の点検など衛生管理を徹底するよう通知しました。

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