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2025年05月12日(月曜日)
ミャンマー地震で支援報告 土浦市消防本部 森田さん 過酷な環境 現地の実情も垣間見え
大地震が発生したミャンマーで、日本の国際緊急援助隊の医療チームとして活動し、このほど帰国した土浦市消防本部の森田大地さん31歳が9日取材に応じ、現地は気温が40度を超える過酷な環境だったと振り返りました。
救命救急士の資格を持つ森田さんは、医療関係者やJICA国際協力機構の職員ら37人で構成するチームの一員として茨城県内から唯一、参加しました。4月12日に羽田を出発し、被害が大きいミャンマー第2の都市・マンダレーに入りました。現地では負傷者の診療をするテントの維持管理や、受け付けを行う医療調整員として活動しました。
活動期間中、通訳に教わった現地の言葉であいさつすると、笑顔を見せる住民もいました。森田さんは「ミャンマーのために何ができるのかを考える時間の方が長かった。復興と平和が訪れるように願っている」と話しました。