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2025年05月12日(月曜日)
常陸太田市長選、3人が立候補
任期満了に伴う常陸太田市の市長選挙が5月11日告示され、元市議会議員の新人3人が立候補しました。常陸太田市長選挙は無投票での当選が続いており、選挙戦になるのは20年ぶりです。常陸太田市選挙管理委員会によりますと、立候補したのは、いずれも無所属の新人で、元市議会議員の3人です。届け出順に、藤田謙二氏59才、石川剛氏47才、根本仁氏60才です。
今回の選挙戦で、藤田氏は、「チーム常陸太田」を掲げ、国や県とのパイプで災害に強く、若い人が戻ってくるまちづくりを進める事や、職員のモチベーション向上、ふるさと納税の拡充などを訴えています。
石川氏は、民間の経営手法を取り入れて行政改革を行うことや給食費の無償化、フリースクールへの支援、福祉施設の車両を活かした移動支援など多様性を尊重する政策をすると訴えています。
根本氏は、費用のわりに利用者が少ない電気バスを廃止して、高齢者向けにタクシーを活用することや教育関連の予算拡充、そして、山吹運動公園に建設する新しい体育館を市民目線で見直すことなどを訴えています。
市長選挙が選挙戦となるのは2005年以来20年ぶりです。投票は、5月18日に行われ、即日開票されます。また、常陸太田市では、市議会議員の補欠選挙も告示され、欠員4に対し8人が立候補しました。