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2025年05月09日(金曜日)
連合茨城、12日から新社会人無料労働相談
労働トラブルを抱える新社会人に対応しようと、労働組合の「連合茨城」は、5月12日から16日まで無料の一斉相談を受け付けることになりました。厚生労働省の全国調査では、学卒後3年以内の離職率は、高校卒で38・4%、大学卒で34・9%と高止まりにあるということです。
連合茨城によりますと、新入社員の離職が、入社当日や大型連休明けなど早いタイミングで進んでいるほか、退職代行会社を活用するケースが目立っているということです。このため、相談の開設を昨年度より1か月近く早めることにしました。
連合茨城の久保野谷幸夫・副事務局長らは、上司からのセクハラや、賃金が最低賃金に達しない恐れがあるケースなどの相談が、保護者から多くなっているとして、「ケースバイケースのアドバイスをするので、ひとりで悩まないでほしい」と話しています。
集中相談の電話番号は0120−154−052で、受付は午前9時から午後6時までです。あわせて、メールやファックスでも応じるということです。