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2025年05月09日(金曜日)

はしか、茨城県内で最近10年で最多 県が注意報や警報の発表基準を決める

茨城県内で今年1月から5月6日までの間に「はしか」に感染した人が19人となり、この10年で最も多くなっていることが判りました。県では、これまでのワクチン接種の呼びかけなどに加え、9日から、感染の状況に合わせて、独自のはしか注意報やはしか警報を発表し、対応を強化するとしています。はしかは、マスクや手洗いでは防げず、およそ10日の潜伏期間を経て風邪のような症状が数日続いたあと発疹と高熱が出ます。特効薬はなく、まれに重症化します。

県疾病対策課によりますと、注意報は直近3週間で、同居人を除く5人以上の感染者が確認された場合などに発表されます。また、警報は直近4週間で、同居人を除く20人以上の感染者が確認された場合などに発表されるということです。

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