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2025年05月02日(金曜日)

来年は志願者増 茨城県内の公立学校 県教育委員会発表

茨城県教育委員会は、来年(2026年)4月に採用する公立学校の教員選考試験について、全体の志願者が前の年より143人増えて、3054人だったと明らかにしました。

県教育委員会では、意欲の高い教員志望者を早めに確保しようと、大学3年生を対象にした前倒し選考のほか、志願者の負担を軽くするために1次試験の『教職専門』科目を廃止するなど、教員試験の制度を見直していました。来年度採用の選考試験は、小学校教諭は去年より72人志願者が減ったものの、小学校教諭を除く校種で志願者が増え、全体で3054人でした。また、民間企業併願の新卒者や転職希望者の受験機会を拡大しようと今年度から新たに導入したSPI=民間企業で採用されている総合適性検査を使った特別選考は、200人の採用予定人数でしたが、志願者は84人にとどまりました。

茨城県の柳橋常喜教育長は「制度変更と働き方改革、教職の魅力向上を引き続き図り、優秀な人材を確保したい」などと話していました。

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