ニュース
2025年05月01日(木曜日)
茨城県警が定例記者会見 ニセ電話詐欺の傾向訴える
「あなたが捜査の対象になっている」などと警察官を騙って電話し、金をだまし取るニセ電話詐欺の被害が増加していることが、茨城県警察のまとめで分かりました。茨城県警によりますと、茨城県の今年1月から3月までのニセ電話詐欺の認知件数は47件で、去年の同じ時期に比べ13件増加しました。
詐欺の手口で最も割合が高いのはオレオレ詐欺の18件で、全体の4割をしめています。その他の架空料金請求や、還付金の詐欺を含めた全体の被害総額は、去年の4000万円から大幅に増加して2億6000万円となりました。
4月30日の定例記者会見で、県警本部の坂井誠刑事部長は、「警察が電話で、捜査対象になっていることを伝えることは絶対にない。ゴールデンウィークで家族と話す機会も増えると思うので今一度対策を話し合ってほしい」と呼びかけました。