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2025年04月30日(水曜日)
茨城経由韓国定期コンテナ船が週2便に増便
茨城県内の港に寄港する韓国の定期コンテナ船が、今週から、週1便が週2便に増えることになり、県では需要を取り込んでいきたいと期待を示しています。茨城県の港湾経営室によりますと、コンテナ船は、韓国の釜山と日本の港を結んでおり、韓国の海運会社が運航しています。
これまでは、木曜日に鹿島港と常陸那珂港に寄港する週1便でしたが、今週からは、火曜日に常陸那珂港に寄港する便が加わりました。増便によって、韓国・釜山の港を中継拠点に、中国や東南アジアの国々と取引がある企業の利便性が高まるということです。常陸那珂港では、機械部品や原材料などの取引が盛んで、去年(2024年)1年間の貨物量が、コンテナ換算で5万1200個と過去最も多かったということです。
茨城県では、「東京や横浜の港は待ち時間が長くなる傾向にある。北関東道などを経由して茨城県内の港を利用すれば、輸送時間を短縮できるメリットがあるのではないか」と話しています。