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2025年04月30日(水曜日)
春の褒章受章者 茨城県内から17の個人・団体
社会や公共の福祉、文化などに功績のあった人を国が表彰する今年春の褒章の受章者が4月28日発表され、茨城県内からは16人と1つの団体が受章します。
このうち、ボランティア活動など社会に奉仕する活動に従事した人に贈られる緑綬褒章には、70年にわたって、ひとり暮らしのお年寄りの見守りや犯罪と事故の防止を目指した立哨指導、それに、子育て支援に力を尽くしたボランティア団体「筑西市岡芹女性会」が受章します。青柳静江代表74才は、「びっくりした。少子高齢化で子供会が消滅の危機にあったり地域活動への若い参加者が少なかったりするなか、微力ながら、難しい地域づくりの一助になりたい」と話しました。緑綬褒章は、常陸太田市の食生活改善推進員、荷見紀世美さん75才にも贈られます。また、業務に精励し他の模範となるような技術を有する人に贈られる黄綬褒章は、消防設備の保守業で、水戸市の飯田保二さん、お年寄り介護の支援員で、那珂市の大内美代子さんの2人が受章します。
春の褒章の受章者は、内閣府から、4月29日付けで発令されます。