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2025年04月28日(月曜日)

「道標」を知って 冊子を発刊 龍ケ崎「市民環境会議」

龍ケ崎市の環境行政に提言する「市民環境会議」の文化環境部会がこのほど、市内に残っている道標についてまとめた冊子「古を知る龍ケ崎の道標」を作成しました。これは、江戸時代から昭和初期までの道標・みちしるべをまとめたもので、建立にいたる歴史や背景などを解説しています。

文化環境部会のメンバーは、現地調査や地元住民への聞き取りを行い、69基の道標について、刻まれている文字や場所の判る地図などで、冊子にまとめました。調査から制作まで7年間かけて完成させました。このうち、馴柴小学校の角にある旧水戸街道の高さ180センチの道標は、江戸時代後期の1826年に建てられ、「江戸 十三里」「水戸 十六里」などと、龍ケ崎からの距離が判る文字が刻まれています。

冊子は、龍ケ崎市役所の環境対策課で販売しており、市内を散策する人たちに役立ててもらうことにしています。

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