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2025年04月28日(月曜日)
「地球ひろば」ガイドツアーも 45年のJICA筑波が一般公開
独立行政法人・国際協力機構=JICAの筑波センターで、研究成果を公開する科学技術週間のイベントが行われました。開所から45年を迎えるJICA筑波は、外国からの農業研修者を毎年受け入れていて、2月には「JICAつくば地球ひろば」を整備し、世界の農業機械や食べ物、農業の現状などを紹介しています。
4月19日には、「地球ひろば」特別ガイドツアーが行われていました。また、高校生による多文化共生に向けた成果の発表、研修員との音楽とダンスセッション、300着という民族衣装の試着ができるコーナーが展開されました。さらに、ラテンアメリカ出身の農業研修者がスペイン語で絵本の読み聞かせを行っていました。5月17日には、雑草や病気、乾燥に強く、育てやすい日本とアフリカの米を掛け合わせた「ネリカ米」の田植祭も、企画されています。
JICA筑波は1980年に竣工した農業分野の研修施設で、開発途上地域への技術協力に加え、政府開発援助を一元的に実施しています。