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2025年04月25日(金曜日)
テレワーク導入 石岡 職員負担軽減 定着図る
石岡市は働き方改革の一環として、今年度からテレワークによる在宅勤務を本格導入しました。育児や介護と、仕事を両立する職員らの負担軽減につなげるもので、100人の職員利用を目標に定着を図ります。
2月からテレワークの導入に向けた試験的な運用を開始しました。希望した職員が専用のパソコンを持ち帰り、自宅で業務にあたる仕組みで、体験した8人からは「自宅で家事ができる」「通勤時間を有効活用できる」といったおおむね好意的な声が寄せられたということです。
テレワーク事業を担当する石岡市総務課によりますと、市は専用パソコンを保有していて、テレワークと市役所での通常業務を組み合わせることで対応します。打ち合わせや業務相談がしづらく、細やかな勤務管理も難しいといった懸念材料がありますが、谷島市長は、育児などにはメリットが大きいとして、新しい試みを定着させるには職員の理解が欠かせないだけに、より使いやすい仕組みを検討することにしています。