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2025年04月25日(金曜日)

筑波大がAI研究施設  アメリカ・アマゾンら連携

【提供:筑波大学】

筑波大学は、つくば市の大学敷地内にAI=人工知能の研究拠点を新たに整備し、産学連携で社会課題の解決に取り組むことになりました。アメリカのワシントン大学と、IT大手アマゾン、そして半導体大手エヌビディアの3者とともに、4月24日、発表しました。

【提供:筑波大学】

新たな研究拠点は、AI研究を強化するために整備するもので、来年12月の完成を目指します。拠点では最新のAI研究を加速させ、専門人材の育成にもつなげたい考えです。ロボット技術や健康分野などでの、民間企業との連携を促し、スタートアップ・新興企業の支援にも寄与したい狙いです。2つの大学は、AIを活用して高齢化や労働者人口の減少といった社会課題の解決をテーマにした研究プロジェクトを募集します。選定されると、2年間で25万ドルから80万ドルの予算が充てられます。AI技術の進化は、企業と学術機関が手を組むことで、さらに加速されると考えられます。4者は去年4月にパートナーシップを締結。アマゾンとエヌビディアが10年間で5千万ドル、日本円で75億円を出資し、2つの大学での研究を後押しします。

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