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2021年12月21日(火曜日)

最悪想定死800人 冬の深夜で巨大な地震 千島・日本海溝地震 茨城県では

千島海溝や日本海溝で巨大地震が起きた場合の被害想定を、国が初めて公表しました。

茨城県内では最悪の場合、800人が津波で死亡すると想定されています。

千島海溝や日本海溝でマグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合、北茨城市で6・5メートルなどの大きな津波が押し寄せると想定されています。

内閣府の試算によりますと、もし冬の深夜に巨大地震が起き、津波が発生した場合には、暗闇でスムーズに避難できないことが見込まれ、茨城県の死者数は最悪の場合800人にのぼるということです。

高台などに避難できたとしても、低体温症で命を落とすリスクがある人もいるということです。

内閣府は「素早い避難を徹底させれば、死者を8割減らすことができる」と説明しています。

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