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2021年12月21日(火曜日)

東海村「自分ごと化会議」年度内 村提案へ

 

東海第2原発が立地する東海村で、住民が原子力をひとりひとりの問題として考える「自分ごと化会議」の、 最終会合が開かれ、「原発に賛成、反対、どちらでもない住民が建設的に話す場の創設などを盛り込んだ素案をもとに、年度内に、村長などへの提案をまとめることになりました。

「自分ごと化会議」は、東海第二原発の再稼働を判断するためのプロセスの1つとして去年12月に始まりました。

事故をおこした福島第一原発や東海第二原発を視察して、原発とまちづくりなどを議論し、提案書作りを進めています。

12月19日には最終の5回目の会議があり、提案への素案が示されました。

住民に十分な情報を提供して情報の格差を埋めることや、原発に賛成、反対、どちらでもない住民が建設的に話す場の創設などを求めています。

提案は、今年度中にまとめられ、村長に提出される予定です。

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