トランプ関税　古河市のバネメーカー少しづつ影響受けはじめ

アメリカのトランプ大統領による関税問題で、中国の工場を通してアメリカに製品を輸出している古河市のバネメーカーは、トランプ関税の影響を受け始めています。

古河市にあるバネメーカー「幸手スプリング」は、自動車や繊維機械、建築の分野を柱に、毎月およそ200種類のバネを生産しています。このうち海外への輸出は1割で、中国の工場などに向けてバネを出荷し、工場でできた布製品がアメリカに出荷されています。今後の輸出について、「幸手スプリング」の菅井里輝社長は、アメリカの様子を見ながら、ドイツなどヨーロッパの新規開拓を視野に入れて検討しているということです。