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2025年04月23日(水曜日)

11月改装の茨城県植物園 愛称など詳細発表

11月にリニューアルされる那珂市内の茨城県植物園について、愛称を「ザ・ボタニカル・リゾート 林音」とするなど施設の概要が固まりました。これは、指定管理者の民間の「ボタラシアンリゾート」社が4月23日大井川知事を訪問した際に発表したものです。

茨城県植物園は、老朽化や類似施設の台頭の影響で、2022年度の利用者がピーク時の4分の1にあたる5万6000人まで落ち込みました。このため、茨城県では、年間26万人の集客に向け、8社で構成する民間の特定目的会社「ボタラシアンリゾート」に一括発注して3月から、本格的な工事を進めています。また、熱帯植物園で夜のライトアップをするほか、同時改装する、隣接の「県民の森」では木で出来た道を歩けるようにするということです。さらに、那珂市内に2028年度に開業する「道の駅」との連携を進める考えも明らかにされました。雇用もこれまでにくらべ120人増員し、散歩だけの人は入場を無料にするという事です。「ザ・ボタニカル・リゾート 林音」という愛称は、インバウンドを意識した、わかりやすく、森林の音の響きも意識したということです。

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