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2021年12月16日(木曜日)
医学部地域枠増員で、県が昭和大学と協定
茨城県は、大学の医学部に茨城県出身の枠を確保する地域枠を来年度設定する昭和大学と12月16日、協定を結びました。
茨城県の地域枠制度は、医学部の対象学生に、国立大学なら月額20万円、私立大学なら月額25万円を貸与して、
卒業後に、茨城県内で9年間勤務すれば、全額の返還を免除するというものです。
県医療人材課によりますと、2022年度は、茨城県出身者の地域枠を3つの大学で8人分増やします。
このうち、4人の地域枠を新設する昭和大学と16日、協定を結びました。
県では、2人の地域枠を新設する順天堂大学とも12月下旬、協定を結びます。
今回の昭和大学と順天堂大学を含め、大学の医学部における茨城県の地域枠の総定員は、9つの大学あわせて61人となりました。