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2021年12月14日(火曜日)

シラウオ漁の継続を目指し、行方市が民間と組んで鮮度選別機を導入

全国2位の漁獲量を誇る霞ケ浦のシラウオの鮮度を選別するため、行方市は、AI機器を導入することになりました。

行方市などによりますと、シラウオの漁獲量は2019年、161トンで全国2位を誇りますが、漁業者の高齢化や担い手不足などによって水揚げが30年前の3割から4割に落ちこんでいます。

このため、行方市は、シラウオの品質価値を上げようと、業務のデジタル化を支援する東京の企業と連携し、シラウオの鮮度を4つのクラスに選別するAI機器を導入する準備を進めてきました。

東京都内で12月14日開いた記者会見で、行方市の鈴木周也市長は、「農業とともに漁業が盛んな地域で減っている漁師さんを守り持続可能が水産業にするのが行政の課題」などと語りました。

また、デジタル化の支援企業「ima」の三浦亜美社長は、「基準となるデータをAI機器に入れるため今後は、短時間でクラス分けができ朝獲れのシラウオを産地直送するなど運ぶ地域の選択ができる。品質や付加価値の向上などを後押ししたい」などと説明しました。

 

 

霞ケ浦のシラウオは透明でキラキラ輝くことから地元では「霞ケ浦のダイヤモンド」と呼ばれています。

行方市では、AI機器による選別を2022年7月に開始し、クラス分けの認証シールを貼った商品を提供してブランド化を目指すということです。

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