かすみがうらマラソン　男子は13年ぶり川内優輝V2

土浦市とかすみがうら市を周回する、「かすみがうらマラソン大会」が、4月20日行われ、男子フルマラソンは、13年ぶりに埼玉県の川内優輝選手が、女子は東京都の遠藤知佐選手が、併せて行われた「ブラインドマラソン」はB-2部門で埼玉県の熊谷豊選手が、それぞれ優勝しました。

今回の大会には、フルと10マイル、5キロの部に、去年より2千人以上増え、合わせておよそ2万6千人がエントリーしました。このうち、午前9時45分にスタートしたフルマラソンでは、直後に先頭に立った川内選手が独走状態を続けました。その後も後続に1キロ以上の差をつけ、2012年に優勝した時のタイムを3分以上上回る2時間19分10秒で優勝しました。

また女子は、遠藤知佐選手が、この大会で4度の優勝経験がある後続の藤澤舞選手におよそ2分40秒の差をつけ、2時間46分38秒で優勝しました。

また、ブラインドマラソンは、去年のパリパラリンピックに出場した熊谷豊選手が2時間34分17秒で優勝しました。

マラソンコースの沿道では、地元住民が水やバナナなどを提供するエイドステーションを設けたり、太鼓の演奏で選手を迎えるなど、市民マラソン大会ならではの光景が見られました。