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2021年11月30日(火曜日)

相次ぐ中止や延期の「修学旅行」回復へ  コロナ禍前の日常へ少しづつ

 

 

 

 

新型コロナの感染が落ち着きを見せる中、中止や延期が相次いでいた修学旅行が回復傾向にあります。

茨城空港では、11月27日、千葉の高校生が沖縄に向けて出発するなど、コロナ禍前のにぎわいが戻りつつあります。

新型コロナの感染拡大による制限が解除されるなか、茨城空港に修学旅行生が現れました。

飛行機に搭乗するのは、千葉の私立高校の2年生およそ250人です。

 

沖縄への修学旅行に出発しました。

沖縄県は、修学旅行先として人気です。

青い海と空が広がる空間や観光地に加え、平和の礎、ひめゆりの塔などから戦争の歴史を現地で体験して、平和の大切さを学ぶ目的もありますが、

この2年間の修学旅行はコロナ禍に翻弄されました。県をまたぐ移動をストップされて多くの学校が修学旅行を中止、延期、または近隣への行き先変更という対応を余儀なくされました。

11月は毎年、茨城空港を利用した修学旅行のピークで、茨城県によりますと毎年、15校程度の利用がありますが、

去年は2校が利用したのみでした。

コロナ感染が落ち着く中、観光関係者は、千葉の高校生の今回の修学旅行が、茨城空港でのコロナ禍前の日常を取り戻す大きなきっかけになってほしいと願っています。

再び活気づいてきつつある茨城空港。

修学旅行生の受け入れ体制を整えながら、今後、個人や一般の団体の利用が戻ってくることにも期待しています。

 

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