ニュース
2025年04月11日(金曜日)
つくばの悩み 消えた街灯 アプリで通報 市が試行運用 写真投稿で対応へ
つくば市は、消えている街灯や防犯灯があった場合、スマートフォンのアプリで通報を受け付ける運用を試行的に始めました。現場の写真が投稿できるため、場所の確認などが分かりやすくなり、対応しやすくなるというのが特徴です。システムは、市民がスマホのアプリ「つくスマ」をダウンロードし、街灯や防犯灯が消えている場合、電柱の管理プレートの番号を入力します。 現場の写真と共に投稿すると、市に通知が届く仕組みで、防犯や交通安全にも役立てます。
つくば市によりますと、1年間の街灯や防犯灯が消えているという相談は150件前後あって、市役所の窓口などで受け付けていますが、対応が遅れてしまうようなこともあったということです。試行運用は6月30日まで続け、機能面やオペレーション上の改善点を洗い出し、改良を加えたうえで本格運用を始めます。つくば市ではすでに、宇宙航空研究開発機構・JAXAの協力で、幹線道路沿いのJAXAの敷地に9基の防犯灯を設置するなど、街灯の設置要望への対応を進めています。