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2025年04月09日(水曜日)
常総市立水海道中学校夜間学級入学式 日本、スリランカなど9国籍14人が入学
中学校の卒業資格を得られる常総市立水海道中学校の夜間学級で、4月8日入学式が行われ、15歳から40歳までの14人が入学しました。
年齢や国籍を問わず、様々な事情で中学校を卒業していない人たちが通う常総市立水海道中学校夜間学級は、2020年6月に県内で初めて開校しました。今回の入学生は6期生で、国籍は日本のほか、パキスタン、フィリピン、アフガニスタンなど9か国です。
入学式では袖山文広校長が、「皆さんの夢に向かって、チャレンジや仲間を大切に頑張ってほしい」などと歓迎の挨拶を述べました。
また、在校生代表でフィリピン国籍のアルキオラ・クイーンさんが、日本語と英語で「一緒に勉強を頑張りましょう」などと呼びかけました。
新入生のひとり、スリランカ国籍のディンギリ・ムディヤンセラ・ウッパラ・タルシさん18歳は、同じ国籍の先輩が通訳しながら「日本語や英語、体育を友達と勉強するのが楽しみ」だと話しました。一方、最年少の入学生、ブラジル国籍のクリノ・トリゴイ・アユミ・ヤスミンさん15歳は日本で生まれたもののブラジル語の学校に通っていました。
入学生を迎え、今年度の水海道中学校夜間学級では1年生から3年生合わせて30人が学ぶことになります。