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2025年04月09日(水曜日)
オンラインカジノ勧誘で映像を無断引用
オンラインゲームの映像を無断でオンラインカジノの勧誘に使用していたなどとして、警察は、4月8日、サイトを運営していた女ら3人を著作権法違反の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは、岡山県岡山市の会社役員古川若菜容疑者29才ら3人です。
茨城県警生活環境課によりますと、古川容疑者らは、共謀して、2024年の夏から秋にかけて、三洋物産など2社が制作しているパチンコ・パチスロオンラインゲーム「大海物語」や「銀河乙女」のシリーズ映像を無断で引用し、オンラインカジノを手助けする映像などを送信したとして著作権法違反・公衆送信権違反の疑いが持たれています。古川容疑者は「K8」というサイトでユーチューブの「ワンワンチャンネル」を運営し、1万8000人の会員を集め、一部が違法とされる送信の広告塔として収入を得ていました。茨城県警では、今後の捜査に支障が出るとして3人の認否を明らかにしていません。
事件は、ACCS・コンピューターソフトウェア著作権協会が笠間警察署に通報したことで発覚しました。古川容疑者ら3人のうち2人は、別の賭博事件で岡山県警に逮捕されており、茨城県警は、今回の事件につながる余罪がないか慎重に調べています。