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2021年11月05日(金曜日)

急増するCVC 常陽銀行も ベンチャーとの協業へファンド

常陽銀行が連結子会社の投資ファンドに、CVC・コーポレートベンチャーキャピタルを設立し、スタートアップ企業などへの投資を行うことになりました。

新たなテクノロジーやビジネスモデルが次々と登場し、競争のスピードが加速する今、優秀な技術やアイデアを他社から取り込むことが欠かせなくなっています。

こうした動きを後押しするのが、「CVC=コーポレート・ベンチャー・キャピタル」です。

常陽銀行は新たなビジネスモデルなどによる生産性向上に資する企業を選定し、相乗効果を引き出します。

新設した「Jレイズファンドレイズファンド」は常陽銀行の連結子会社「常陽キャピタルパートナーズ」が運営します。

CVCは事業会社が自己資金を中心にスタートアップ企業などへの投資をする組織で、企業本体の経営とは切り離し、ファンドの形式を取ることが目立ちます。

常陽銀行の場合は投資とはいっても、ベンチャーキャピタルのように投資益が狙いではなく、スタートアップ企業への投資を通じて、ビジネストレンドの最新情報を得ることなどが狙いだということです。

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