ニュース

2021年11月05日(金曜日)

メルカリで県産農畜産販売、JAと連携協定

 

茨城県産の農産物や畜産物の販売が、フリマアプリ「メルカリ」で始まりました。

衣料品や生活雑貨、家電製品など、様々な商品が販売され注目を集めるフリマアプリの活用で、農産物の認知度向上などを目指すものです。

メルカリの子会社「ソウゾウ」の石川祐樹CEOは、JAグループ茨城と「ソウゾウ」が包括連携協定を結んだことを明らかにしました。

スマホで簡単に開設できるネットショップ「メルカリショップス」は、メルカリに自分の店を開くことが可能で、販売手数料はかかりますが、初期費用や利用料はありません。

農家や老舗の商店などを出店しやすくしていて、ソウゾウは今回、JAと手を組みさらなる事業展開を進めます。

そして、消費者が店に足を運ばないお手軽な通販で、JAの部会に所属するような生産者が、農業の現場を強く打ち出せる新たな消費のカタチを広げます。

また、メルカリのグループ会社でJ1鹿島アントラーズの小泉文明社長は、鹿島アントラーズが、全国に広がるサポーターなどを対象にプロモーションを展開すると明らかにしました。

10月26日から、茨城町の直売所「ポケットファームどきどき」で販売されている「常陸牛」やなべ用の野菜詰め合わせセット、「ふくまる」など5品を販売しています。

JA全農いばらきの鴨川隆計県本部長は今後、県内17のJAなどの商品の販売も目指すと述べました。

さらに、農協の出荷施設から直送する新鮮さにこだわりつつ、生産者と消費者の交流を深めたい考えです。

 

新着記事一覧