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2025年03月31日(月曜日)
大学スポーツ 地方の一般的エンタメ目指し 筑波大「TSUKUBA LIVE!」
地方のスポーツエンターテイメントを目指す筑波大学運動部のホームゲーム「TSUKUBA LIVE!」が、今年も観客を楽しませています。この取り組みは、大会の演出ノウハウなどはプロから学び、地方の暮らしの中の大学スポーツを一般的なエンタメに育てようという活動です。
3月26日にあった「TSUKUBA LIVE!」は、男子バレーボールで筑波大学と中央大学が対戦し、平日にもかかわらずおよそ600人の観客で賑わいました。
会場は白熱した試合展開に司会者の声に合わせた応援で盛り上がりを見せ、試合の合間には、パフォーマンスも披露されました。
学生たちは、大学が主催する試合を通じ大学スポーツの価値を高め、大学や地域を盛り上げようとしています。
大学スポーツ産業化の有力なモデルといえばアメリカ。日本でも、わざわざ大リーグやNBAを観戦しなくても、近くの大学野球やバスケットボールに足を運ぶという文化を育てようという動きが出ています。
当面は、分断されてしまっている、一般学生と運動系の学生との触れ合いを深める仕掛けづくりを続け、地域住民が競技や選手を身近に感じ、応援してくれるようになることを目指しています。