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2021年10月26日(火曜日)
県の大規模接種会場 1回目接種終了へ
県が、水戸市の県庁福利厚生棟に設置していた新型コロナワクチンの大規模接種会場では11月2日、1回目のワクチン接種が終了し、11月30日までにすべて、終了することになりました。
県は、1回目の接種を終えた人の割合が県全体で8割を超えて大規模接種会場での予約も大きく減少しているため、県庁福利厚生棟での1回目の接種を、11月2日で終えることにしました。
また、阿見町の茨城県立医療大学、つくば市の産業技術総合研究所、古河市の生涯学習センター総和、神栖市の鹿島セントラルホテルでは11月21日で終えるということです。5つの大規模接種会場では開設以降、県全体の17%に当たるおよそ48万4000人が接種を受けました。
そして、21日からは、日中と夜間で予約無しでも接種が受けられるようになりました。
大規模接種会場のうち、県庁福利厚生棟では11月3日から、ほかの4つの大規模接種会場では11月21日から、2回目の接種の人だけが対象になります。
順調に進めば11月21日までには、大規模接種会場でのすべての接種を終了します。
一方で、10代、20代の若者では「1回目」の接種率がようやく「70%台」に達したばかりで、10代の若者の「2回目」の接種率で見ると「50%台」に到達していません。
予約なしでも打てるようになった今、ワクチンを打たない若者の理由も様々ですが、県では動画サイトなどを使って、ワクチンの効果や副反応、注意点などを医師が分かりやすく解説するなど、若者に接種をアピールしています。