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2025年03月28日(金曜日)
茨城県信用組合とJR東日本 地域活性化連携協定「2・0」締結
金融機関と鉄道が連携してさらなる地域活性化を目指そうと、茨城県信用組合とJR東日本が3月27日、新たな地域活性化連携協定「2・0」を結びました。締結式は、茨城県信用組合の本店で行われ、協定書に署名しました。石破内閣が掲げる「地方創生2・0」の取り組みになぞらえて「2・0」と銘打った新たな協定では、これまで6回にわたって水戸駅で開いてきた「けんしんえきナカマルシェ」の会場に都内の北千住駅、千葉県の柏駅、県南部の取手駅を加えるほか、オンラインのECモール「JRE MALL」への出店も支援します。
協定ではさらに、金融機関、鉄道会社、自治体に加え、大学など教育機関との連携も視野に入れます。JR東日本では、茨城の地場産品を常磐線の列車で首都圏に運ぶだけでなく、これまでの取り組みで変化を起こせなかった更なる茨城の魅力の発信を図ります。
両者は3年前に「地域活性化連携協定」を結び、信用組合の取引先事業者を、JR東日本のプロモーションに乗せる取り組みを進めてきました。販路拡大を後押しする連携事業で成果を上げた中小事業者には、「地域事業支援アワード」を授与するなど販路開拓を促してきました。