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2025年03月27日(木曜日)

つくば駅前に新商業・業務ビル 4月1日開業 にぎわい期待

つくば市の「つくばエクスプレス」つくば駅前の県有地だった場所に、地下1階、地上5階の商業ビルなど3棟のビルが完成し、3月27日、開所式が行われました。4月1日にオープンします。

つくば駅前では中心市街地の集客対策が課題となってきただけに、つくば市は、にぎわいの創出や回遊性の向上に期待を寄せています。

27日は神事が行われ、内覧会も開かれました。

ビルは2017年、筑波都市整備から県有地を購入した大和ハウス工業が建設しました。つくば市吾妻2丁目の7700平方メートルに、2棟の商業・業務ビルや事務所ビル、駐車場を設けました。飲食店やクリニックのほか、スタートアップ企業など、16の事業体が入居します。つくば駅の1日の乗降客は3万人で、地下に駅のコンコースに通じる出入口を開設し、市が求めてきた回遊性の向上に対応しました。

つくば駅の周辺ではさらに、国有地などの売却も進んでいます。大和ハウスは、つくば市を最重要地域と位置づけ、物流倉庫や商業施設を続々と建設しています。

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