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2021年10月19日(火曜日)

不登校 県内で過去最多 「無気力」「不安」が多く

茨城県内の公立小中学校で昨年度、不登校になっている児童生徒が、4552人に上り、過去最多だったことが分かり

ました。

茨城県教育委員会が毎年行っている調査によりますと、昨年度、30日以上連続または断続して学校を欠席した不登

校の児童生徒は小学校で1533人、中学校で3019人でした。

不登校の児童生徒は前の年度よりも310人増え、調査を開始した1998年度以降、最多となりました。

不登校の主な要因では「無気力や不安」が最も多く、その他、「親子のかかわり方」「友人関係をめぐる問題」な

どが挙げられています。

不登校が増えただけでなく、茨城県内では新型コロナへの感染回避などのために学校を長期欠席した児童生徒が

小中学生で623人いたということです。

一方、いじめの認知件数は小学校で17791件、中学校で3643件で、前の年度に比べ合わせて6379件減少しました。

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