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2021年10月08日(金曜日)
鹿島港 カーボンニュートラルポートの トップランナーを目指す 大井川知事
鹿島臨海工業地帯の未来像について、大井川知事は10月8日の県議会で、カーボンニュートラルポートのトップラ
ンナーを目指すと述べました。
茨城県の鹿島港には石油工場や製鉄所、小麦粉を作る工場などが集まっていますが、3月、日本製鉄が東日本製鉄所
鹿島地区の第3高炉を休止する方針を打ち出し、かつて「住金」の城下町として発展してきた周辺地区に不安が広が
っています。
関連事業者を含めると1万人を超える人が働くだけに、いばらき自民党の村田康成議員は一般質問で「地域住民は大
きな不安のなかにある」と述べ、未来像をただしました。
鹿島港のコンビナートは船で運ばれてきた原料を使ってさまざまなものが作られ、現在は石油や石炭などを原料と
した工場が中心ですが、茨城県は今後、脱炭素化に向けて期待されるエネルギー、水素を使った新たな産業が集積
する工業地帯を目指すことにしています。