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2025年03月18日(火曜日)

茨城県内地価公示 上昇幅がおおむね拡大

今年1月時点の茨城県の土地の価格が3月18日、国土交通省から公表されました。それによりますと、土地取引の目安になる今年1月1日時点の公示地価は、茨城県で1平方メートルあたり、すべての用途を合わせた全体が前の年に比べ0・8%プラスの平均3万8300円で、3年連続で上昇しました。上昇幅も、前の年にくらべ0・5ポイント、平均で1000円増えました。

茨城県内の調査地点は676か所で、価格が上昇した地点は、去年の1・25倍にあたる241か所に増えました。ここ数年の流れが加速し、TX=つくばエクスプレスや圏央道沿いなど、東京近郊で住環境が良好な県南・県西地域が8割近くを占めました。用途別では、住宅地が0・7%、そして、工業地は2・1%、商業地で0・8%とともにプラス幅が拡大しました。茨城県内で最も上昇率が大きかったのは、守谷市百合ヶ丘2丁目の住宅地で変動率は13・0%でした。茨城県内の住宅地と商業地で最も地価が高いのは、つくばエクスプレスが走るつくば市竹園、工業地で最も地価が高いのは守谷市緑でした。逆に、最も下落率が大きかったのは、高齢化が進む利根町布川の商業地でマイナス3・1%、日立市諏訪町の住宅地のマイナス2・8%などとなりました。

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