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2021年10月05日(火曜日)
薄暮時 上向きライト呼びかけ 事故防止
茨城県警は、日没が早まるこれからの時期は、歩行者と車の交通事故が増える傾向があるとして、早めのライト点
灯と、車の上向きのライト「ハイビーム」を使うなど、事故防止に心がけてほしいと呼びかけています。
県警によりますと、日没1時間後の交通事故による歩行者の死亡者数は昼間のおよそ4倍となっています。
日の入りの前後1時間は「薄暮」と呼ばれる時間帯です。
中でも秋から冬にかけては、暗くなる時間と通勤・通学など多くの人が出歩くタイミングが重なるため、事故の件
数が増えます。
主な原因がライトの「無灯火」だといいます。
これからの時期、ますます危険が高まる薄暮の時間。「ライトを早めに」。
県警では、照らす距離が長くなる車の上向きのライト「ハイビーム」の使用や下向きライト「ロービーム」との
こまめな切り替えを含め、歩行者への思いやりを大切にしてほしいと呼びかけています。
また、歩行者側の対策として事故防止に有効なのが、帽子やキーホルダーなど気軽に身に着けられる反射材つきア
イテムです。
県警は、車に対して歩行者の存在を知らせることも非常に効果的として、反射材の着用も呼びかけています。
また、歩行者や自転車利用者に対しては反射材を目立つところに貼り自身の存在を車に知らせてほしいと呼びかけ
ています。