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2021年10月04日(月曜日)
昨年度 県内市町村の歳出総額 コロナ対策などで過去最大規模に
茨城県が公表した、茨城県の44市町村の昨年度の決算は、歳出の総額が1兆5668億円と、新型コロナウイルス対策
の経費などによって前の年度から30%以上増えて、過去最大の規模となったことがわかりました。
茨城県は44市町村の昨年度・2020年度の決算を取りまとめました。
それによりますと、歳出の総額は1兆5668億円で、新型コロナウイルス対策の経費などによって前の年度から
3754億円、率にして31・5%増えて過去最大の規模になりました。
各市町村のコロナ対策の経費の財源は大半を国が負担しているため、市町村の財政に大きな影響は生じていないと
しています。
一方で、コロナ禍での税収の減少などを補うために自治体の借金にあたる、地方債の発行が増えた結果、地方債の
残高の総額は前の年度より1・9%増え、1兆1537億円となりました。
このほか、茨城県が毎年度の決算に基づき調べている財政状況で、財政破綻の懸念のある自治体は、14年連続であ
りませんでした。