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2025年03月14日(金曜日)
事前確認うまくいかず 東海第二制御盤火災
東海第二原子力発電所の中央制御室で火災が発生した問題で、日本原子力発電は3月14日、原子炉内の中性子量を計測する装置を作動させる際、中央制御室の制御盤のヒューズ交換とその通電秒数の上限が工事要領書に記載されていなかったことも要因だったと明らかにしました。これは、東海村議会の全員協議会の聴取で、述べたものです。
それによりますと、2月4日の、東海第二原発にある中央制御室の制御盤の火災は、ヒューズを大容量の20倍のものに交換したことによって、通電秒数も、これまでより長くなったため発生したということです。あわせて、原電は、作業前に示される協力会社からの工事要領書で「ヒューズを大容量に変えている」ことが記されず、通電秒数の上限についても、「3ないし4秒という記載がなかった」などと説明しました。また、製造物責任に関わるPL法にもとづく注意表示があったのかどうか問われ、「PL法のレベルは貼られておらず、取り扱い説明書に記載があるかは確認できていない」としました。一方、原電は、当日の目的は、炉心の保全弁が作動するか、確認するためだったと説明しました。