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2025年03月13日(木曜日)
県立の新病院は水戸市三湯、笠間市小原周辺
笠間市にある「中央病院」と水戸市にある「こども病院」の統合・再編問題で、経営主体の茨城県が、水戸市と笠間市にまたがり国道50号に近接する場所を、新しい病院の建設候補地に決定したことがわかりました。これは、茨城県病院局が3月12日開いた県議会の保健福祉医療委員会で公表したものです。
茨城県では、水戸保健医療圏を再編させる政策の柱として10年以内に笠間市旧友部地内にある「中央病院」と水戸市双葉台にある「こども病院」を統合させると方向性を示しています。茨城県が決定した新病院の候補地は、JR内原駅から直線距離で1キロ前後の国道50号に近い水戸市三湯町と笠間市小原に跨ります。県が目指している常磐自動車道の水戸インターから5キロ前後西となります。
茨城県病院局は「土地の状況調査が概ね終了した。水戸地域医療構想調整会議で、医療関係者や笠間市・水戸市それぞれの市長からの要請などを踏まえて選定し、了承をいただいた」などと説明しています。