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2021年09月24日(金曜日)
睡眠クリニック廃止、つくばヘリポート売却
眠っている間に呼吸が止まる睡眠時無呼吸などの専門外来だった水戸市の睡眠医療クリニックと、旅客輸送を主な
目的にする「つくばヘリポート」について、茨城県は、睡眠医療クリニックを廃止、「つくばヘリポート」を民間
事業者に売却すると明らかにしました。
30日に開会する定例県議会に提案する予定です。
睡眠医療クリニックは、脳卒中や心筋梗塞など生活習慣病を誘発する原因の1つとされる睡眠時無呼吸の専門外来と
して、2017年、水戸市に開業しましたが、ことし6月から休診していました。
つくばヘリポートは、旅客輸送を目的に1991年に開設されましたが、つくばエクスプレスや茨城空港が開業するな
ど周辺の交通環境が変わったことなどを踏まえ、建屋を民間事業者に8000万円近くで売却します。土地は引き続
き、県有となります。
県空港対策課では「給油が出来る貴重な施設として、自衛隊や報道機関共々 県が災害時の拠点として利用するこ
とは変わらない」などと説明しています。