阿見町 市制施行方針を正式決定

市制施行を目指す阿見町は10日の庁議で、市の名前を「阿見市」に、施行日を2年後の2027年11月1日にするという方針を正式に決定しました。
千葉繁町長が明らかにしました。

阿見町はおととし11月に人口が5万人を突破し、市制施行有識者会議が新しい市の名前を「阿見市」、施行の時期を2027年11月1日が望ましいとする答申を出しました。町民と企業を対象とするアンケート調査では、新しい市の名前として8割が「阿見市」に賛成しました。

阿見町が市制を施行すると、茨城県が担っている生活保護や障害児福祉手当に関する権限が市に移管され、福祉事務所が設置されます。市制の施行後は業務量の増大も予想されるため、行政の停滞を招かないように職員の能力向上や組織の強化が今後の課題として挙がっています。