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2025年03月07日(金曜日)

大井川知事、何期までがふさわしいか 形式的な議論は不適当

今年秋に2期目を終える茨城県の大井川知事は、3月6日開かれた県議会の一般質問で、同じ人が何度も当選する「多選」についての考え方を問われ、「事前に何期が適当であるかを形式的に決めることは適切ではない」と答えました。これは、立憲いばらきの設楽詠美子議員の質問に答えたものです。

大井川知事は、8年前の知事選挙で、多選禁止条例の制定を公約に掲げ、初当選後の所信表明では、「4年間の任期中に制定する」としました。しかし、「3期か4期かについて、自民党との議論で合意点を見出すことが難しい」との理由で、条例案は提案していません。前回、4年前の知事選で、2期目の公約を発表した際、記者団には、「1期1期で審判をあおぎ、新陳代謝を促進できるのではないか」とも語っていました。

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