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2021年09月16日(木曜日)
「令和の好文亭」本格始動 茨城こだわり、憩いの場に
偕楽園に水戸藩主、笠間焼。
これぞ茨城、といった名物に着想を得たゲストハウス「ときわ邸 M-GARDEN」が水戸市の千波湖ほとりに本格
オープンしました。
第9代水戸藩主の徳川斉昭が、庶民の憩いの場になればという想いから設けた偕楽園内の「好文亭」を引き合い
に、「令和に斉昭公がいたら、どんな好文亭をつくったか」という着眼点を大切にし、観光名所化も目指します。
木がふんだんに使われた温かみのある建物に一歩足を踏み入れると、目の前に千波湖が広がります。
室内は仕切りが少なく、湖に面した一面ガラス張りの窓から光が多く取り込まれ、開放的です。
飲み物は笠間焼のマグカップで楽しめるなど「茨城感」が、そこかしこにちりばめられています。
斉昭公がつくり「民と偕に楽しむ場に」との想いで名付けられたという偕楽園同様、近隣住民も遠方からの観光客
もターゲットにしています。
地域振興のプロジェクトの一貫で株式会社いばらきスポーツタウン・マネジメントが着手しました。
カフェレストランにレンタルスペースと宿泊用の部屋が併設され、披露宴や会議、個展の会場など、目的に合わせ
て使用できます。
提供する料理は地元の食材を県出身のシェフが調理し、茨城へのこだわりをみせます。