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2025年02月28日(金曜日)

つくばみらいっ子 英語力に磨き  全保育施設ALT配置へ

つくばみらい市は、新年度、市内すべての保育施設に外国語指導助手・ALTを配置させる計画です。子どもたちに未就学の年齢から英語を学んでもらうことで、世界で活躍できる人材を育てるのが狙いです。

市によりますと、自治体が市内全域で取り組むのは珍しいということです。つくばみらい市は2年前から3つの公立幼稚園にALTを1人づつ配置していました。新年度はさらに、私立も含めすべての幼稚園や公立保育所、私立の保育園、認定こども園の合わせて22カ所で、19人のフィリピン人が新たに週5日、1日7時間勤務します。

つくばみらい市の学校は、文部科学省の「教育課程特例校」に指定され、小学1年から英語の授業を実施しています。英語教育のプログラムが充実する半面、ALTの不足から、公立小学校では、児童らが授業で戸惑うなどの課題もありました。雇用を増やすことで、ALT導入の効果を高める取り組みにつなげます。

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