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2025年02月26日(水曜日)

機動隊員 ペダルとアクセルの間に靴挟まり、原研大洗で対物事故 茨城県が1280万円賠償

茨城県警の機動隊員が、去年2月、パトロールで大洗町内を運転中、過って原子力機構の門の扉を壊し、茨城県が、1280万円の損害を賠償していたことがわかりました。機動隊員の警備靴が、アクセルとブレーキペダルの間に挟まってしまったことが原因ということです。

茨城県財政課と県警監察室によりますと、隊員は、去年2月19日、ワゴン車タイプの特殊車両で大洗町にある原子力機構大洗研究所をパトロールしていたところ、構内を運転中に門の扉に衝突する対物事故を起こしました。県警の監察室によりますと、原因は、警備靴がアクセルペダルとブレーキペダルの間に挟まり運転操作に支障が出たためでした。

原子力機構大洗研究所の門の扉は、頑丈な特注品でしたが、鉄や車輪が大きく変形したため、原子力機構が、1280万円で丸ごと交換したということです。しかし、県警では、過去の実績と効率を重視し「これまで例がなかった」として対物保険を1000万円までしか加入しておらず、上回った280万円分は県がやむなく予備費で支出したということです。

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