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2025年02月26日(水曜日)

茨城県議会、第1回定例会が開会

茨城県議会の第1回定例会が2月26日開会し、県が、1兆2639億円に及ぶ新年度一般会計当初予算案など44件の議案を提案しました。一方、県議会最大会派の「いばらき自民党」も「歯と口腔の健康づくり8020・6424推進条例」の一部改正案を提案しました。

県は、新年度予算案について「人口減少時代の新しい茨城づくり」と「経済の好循環に向けた緊急対策」を柱に時給を、いまの「1010円以下」から「35円以上」引き上げる事業者への賃上げ支援に7億8700万円、中小企業が価格転嫁しやすくするための相談窓口の設置や、中小企業診断士の派遣に3800万円を計上する予算案などを提案しました。

また、県は、中央地域広域水道の1立方メートルあたりの市町村への卸値を、減損会計に伴い、現在の2020円から1640円に引き下げる条例改正案なども提案しました。

一方、最大会派の「いばらき自民党」が歯と口腔の健康づくりに関する条例の改正案を提案しました。さらに、児童生徒が口の中をフッ化物溶液で洗浄することや、お年寄りの口や歯の機能が低下するオーラルフレイルの防止、災害発生時の避難施設での対策を記すことなど一部改正案を提案しました。

県議会第1回定例会は、3月24日までの27日間で、会期中は、4人以上の会派による代表質問や一般質問、予算委員会などが開かれるほか、県から今年度(2024年度)補正予算案や3つの人事案件も提案される見込みです。

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